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JSMQAの紹介
Outline of the Association
会長挨拶
一般社団法人 日本船舶品質管理協会
会長 廣瀬 勝
当会は、舶用機器の製造・修繕及び法定船用品の製造・整備を行う事業者の品質管理に関する改善等を促進し、これを通じて造船産業の進歩発達を図ることを目的に1971年に設立され、以来、国土交通省のご指導、日本財団のご支援の下、舶用機器等の製造・修繕における品質管理を担う人材や救命設備、消防設備等の法定船用品の整備技術者を養成する「人材養成事業」、船用品等に係る法令基準や品質管理の向上に関わる「調査研究事業」、船用品等の品質改善等に資する「技術開発事業」、そして型式承認試験等を行う「試験研究事業」を柱として各種事業を展開してまいりました。
多品種少量生産を特徴とする舶用機器の製造現場における品質管理の高度化を図ることを目的として、2018年度以降、デジタル技術を活用した品質管理の高度化に関わる調査研究事業を推進し、AI・IoTを活用した品質管理システムの構築や検査技術の確立に目途がつくなどの成果を得ることができました。
今後は、これらの成果をベースとして、膨脹式救命いかだ、GMDSS救命設備等の整備にデジタル技術を適用し、ヒューマンエラーの抑制や整備の品質向上を図るとともに整備業務の効率化を図ることとしています。
当会は、日本のモノづくりの原点である「品質」に関わる事業を半世紀にわたり実施してまいりましたが、今後とも、技術の進歩や社会ニーズを的確に捉えて積極的に事業を展開し、認定事業場制度や型式承認制度の適確かつ円滑な運用を通じて舶用機器・船用品の品質管理の向上を図るとともに、船舶の安全と海洋環境の保全、ひいては海事産業の発展に寄与できるよう尽力してまいる所存です。
皆様方には引き続き、一層のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
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